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フィギュアスケーター高橋大輔を応援!!

氷艶2019~月光かりの如く~① 2019/7/27 昼公演レポ

はじめに

 

もうすでに、皆さんが書かれていますので、今更な部分も多いですが、私なりのレポと感想を書いていこうと思います。

今回初演の金曜日には行けませんでしたので、ネタバレ回避のため、金曜はSNS・テレビ断ちをしておりました。ですので、初見では情報はありませんでした。(日テレプラスのエブリィ特番などは見ていますが、初演の情報は入れませんでした)

 

7/27(土)昼公演 レポ

アリーナDブロック 3列目10番台

(かなり舞台のバック寄りの席。カーテン越しにひな壇登場のシーンで、出番のために並ぶ頭中将や女官さんが見える、見てしまう。)

 

オープニングで、そうそうこの幻想的な世界が氷艶だよ、とワクワクするなか、あーやのナレーション、すぐに光の君誕生のシーン。

子役の二人の幸せな子供時代。

子供時代からすっと入れ替わって光の君登場。爽やかに現れて、軽やかなスケーティング。
陰陽師のユニークさ。弘徽殿の怖さ。長道の悪役ぶり、朧月夜の儚さ。
光の君と朱雀の狩のシーンは仲良さそうな(表情から滑りまでほんとに)若い少年時代。
役者さんたちのスケーティングに驚き、頭中将のソロ殺陣に驚き、さらに大輔が演じてるだけではなくセリフを話してるに息を飲む。(今の大ちゃん?本当に?声違う!!)
藤壺光源氏の逢瀬のシーンの後ろで、藤壺に会いに来た帝が二人の様子を伺ってる。人が御簾の中に入って抱き合ったところで寂しそうな表情をして退場。(御簾の中で二人が見えにくく、目の前に帝がいたので、そちらに視線が向いて、えっ、これを帝が見ているの!?と忘れられないシーンに。)
後半のスタート、和太鼓で場内の雰囲気を一辺。場内一体となって盛り上がったところに、松浦の登場で一気に宝塚になった舞台。松浦の唄を聞いた瞬間、一気に柚希礼音さんのステージ!!彼女のオーラに圧倒される。そのうち、歌のソロが頭中将、光源氏、咲風と続いて、また驚く!大ちゃん上手い!ただ上手いだけではなく響く声!!この瞬間鳥肌たったのを覚えてる。
そして、この唄でスイッチが入ったかのように、この唄以降、セリフ回し、独唱がさらに自然になったように聞こえる。(後から思えば、前半はまだ固さがあったのかと。)
大ちゃんが役に入っていくのを感じると連ねるように、移り行くストーリーに入り込んでしまう。
紫の上が出てきたと思ったら一気に滑り込み盃を奪い、毒入の盃を飲み干し果てる。

光源氏のキサマーーー!!の雄叫びからの殺陣のシーン。目の前での光源氏と朱雀のバタフライが二人とも息ピッタリ、目線合ってる、でもすごいスピード!
紫の上を失ったあとの独唱と慟哭の舞。
そして…。

藤壺と若宮のシーンは言葉なくした。そして、光源氏がフライングで登場とは。思ってもいなかった。その美しいこと。藤壺の背後に腕を伸ばしながら迫るも、藤壺が手を伸ばすと届かない。切なさいっぱいのラストシーン。ここで松本孝弘さんのテーマ曲が響き、心に沁みる。

カーテンコールで、最後に「主演・高橋大輔!」と呼ばれ、中央を堂々と登場する。あの大ちゃんが、真ん中に堂々といる、それだけで涙が出てきた。

 

昼公演を見て

これまでに見たことない世界が拡がっていて、展開されていて、息を飲みっぱなし、驚きっぱなしの初見でした。。。

舞台に近く、縦横無尽に動き回る出演者たち。スケーティングを思う存分、近いところで堪能できたのは眼福でした。
しかし一番の衝撃は大ちゃんの唄でした。あの朗々と唄い上げる声。耳について離れないまま、会場を後にしたのでした。

 

また、幕間や終演後、場内に劇中歌が静かに流れていて、会場にいる間はずっとあの音楽に包まれていたので、気分が途切れず、高揚していたようにも思えます。これは千秋楽まで、ずっと続いていて、途中から口ずさむようになっていました。

 

夜公演に続きます。

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