氷艶から2週間。
記憶が薄れつつありますが、つらつらと思いだし。
今回はステファン。
初日、まず驚いたのが…。
ステファン登場した瞬間、息を飲んだ。 え!? これステファン?
写真と衣装違うやん!
顔も違う。若い!
こんな表情できるの!
スケートも軽やか。華がある。
魅力されるよ、この皇子さま。
歌の競い合い(これをスケートで競うのか!!)は、二人の足元にひたすら見とれる。(まだ歌が浮かび上がるのは見えていない。
二度目で驚いたのは、前述のとおり
氷艶2019~月光かりの如く~② 2019/7/27 夜公演 - himawari15のブログ)
狩のシーンは、スケートびゅんびゅんで、若々しく溌剌とした二人。
朱雀も前のめりで、狩りを楽しんでる。
弓の受け渡し(頭中将から投げて受け取る動きが好き)、
弓を持ったままのスケーティング(大ちゃんが何かを持って滑る!この驚き!!)、
このときの弓裁きの鮮やかさ、矢がなくとも、弓の構えだけで(小道具がついてたのに気づいた方すごい!!)射るのを見せる。
二人ともカッコいいこと!!
正装で登場した朱雀は、凛々しく、雰囲気も重厚に。
全然雰囲気違うのに圧倒される。
高貴なたたずまいな雰囲気は彼そのもの。
光源氏の「きさまー!!」の雄叫びからの剣を持った殺陣のシーンは、全員剣裁きが見事。
光源氏と朱雀帝は、今までとは全く違うスピードで突っ込んでサイドバイサイドのバタフライ。
ここは、回を増すごとに、どんどんスピードが上がっていって、迫力が増していった。
楽のスピードなんて、ほんとに息を飲む距離まで光源氏が突っ込んでいたけど、鮮やかに交わす朱雀帝。
お互いの呼吸が見事だった。
大ちゃんもでずっぱりだったが、ステファンの見所も本当にたくさんで。
紫の上との出逢いは、朱雀が一目惚れしたとすぐに分かるし、
二人の連れ舞はこれで惹かれないの? ほんとに?と思うほど、スパイラルにリフトと寄り添う二人が素敵なシーンだった。
子供の頃は、朱雀も弟が大好きなのに(だってニコニコしていた)、
大人になるうち、心がないような表情にもなり、
最後は「わたしがきめた」と言い放つ。
朱雀にステファンをキャスティングされてたのが、何よりもの説得力に繋がっていた!
パンフレットを読んで、俳優をキャスティングすることも考えられていたというから、二人の関係性からも含めて、ステファンに朱雀というキャスティングをされた亜門さんに心より感謝。
この二人でなければ、今回の氷艶は成立しなかったと思う。
それぐらい、二人の重要なシーンが続いた。
本気のステファンと大ちゃんの絡みが見れたのも、幸せな氷艶だった。